2007年08月08日

介護を終えて

「長い間ご苦労様」と、何人もの人に声をかけられた。
義兄姉たちも、がばっと頭をテーブルにつけて、「長い間ありがとう!言葉に尽くせないほど感謝してます。」と言ってくれた。
この姿を見て、じい様が亡くなってから初めて涙がボロボロ出た。


長い間って、どれくらいだったんだろう。
じい様の家計簿を見たら、2002年の10月から開始していたので、この辺からじい様の介護が始まったのだ。

実はじい様、過去に色々大変な時期があり、夫の兄姉の家と我家を順番に移動していたのだ。
それが、2002年の秋に動きが悪くなってきたじい様を「私が面倒見ます!」と啖呵きっちゃって、我家オンリーに。
もともと我家はじい様の家。
義兄に言わせれば「あたりまえだろ!」だったんですが^^;

介護を終えて思うのは、寝たきりが大変なのは介護の経験がない人でもわかるけれど、実はそこへ行き着くまでの動きが悪い時期が一番大変だって事。
「何とか動ける。しかし、排泄は本人だけだと汚れ放題になる。」この時期が大変。
目を放した隙に「あららら〜〜〜!!!」なんて事もしょっちゅうあり。
夜中に部屋の隅にオシッコ。
廊下に点々とオシッコ。本人もびしょぬれ。
オムツは取ってしまうのでスッポンポンのまま、布団にオシッコ。
敷き掛け布団も本人もぐっしょりなんて事もあった。
この時期から、大のほうの失禁も始まる。

この時期は、手伝いを頼みようもない。
いつ何時大変になるかなんて、わからないので、ヘルパーさんを頼む事が出来ない。
結局、ショートステイやデイサービスの施設利用だけが、自分を休ませる事ができるのだ。
私は、施設利用をバンバンやって乗り切ったが、義兄夫婦からは「放り出している」と怒られた。
義兄夫婦も壮絶な介護経験を持っているため、私が逃げ腰なのが気に入らなかったと思う。

常に、義兄夫婦の目を気にしていたなぁ。
これも辛かった。
じい様、義兄夫婦の前ではいつだって優等生だったから。
私が現状を訴えても、「そんなことはない。じい様はしっかりしている」と言われちゃって・・・

しかし、この苦しさがあったから、私は主イエスキリスト様を信じることが出来て心が救われたのだ。
主のご計画はすばらしい…


私には、75歳と80歳の実父母がいる。
後5年もしたら、再び介護生活が始まるだろう。
じい様の介護経験は、きっと役に立つだろう。
そう思うと、じい様にも「ありがとう」と言いたいな^^
posted by せりりん at 23:16| Comment(7) | TrackBack(0) | 介護記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんとに お疲れ様でした
そしてご苦労様でした
よかったですね 
「長い間ありがとう 言葉に尽くせないほど感謝してます」
この言葉で全てが救われたのではないですか
いろいろほんとに大変だったと思います
しばらく ゆっくり休んで自分の為に時間使ってくださいね

また介護の先輩としていろいろ教えて下さいね!!

介護で一番大変なのはなんと言っても下のお世話ですね
日に日に回数が増えますが さーやんさん見習って頑張ります!!
Posted by YOU at 2007年08月10日 09:26
YOUさん、

ありがとうございます。
このブログを書き始めた時は自分の愚痴をつぶやくだけのつもりだったのですが、YOUさんとのやり取りで、どれだけ気分が明るくなった事か。
とても感謝しております。

≫介護で一番大変なのはなんと言っても下のお世話ですね

まったくです。
介護は、これに尽きるんじゃないでしょうか。
出なきゃ困るし出ても困る(笑)
じいちゃん、大変になってきてますが、頑張ってくださいませ。
Posted by さーやん at 2007年08月10日 16:58
おはようございます。

期限の分からない、介護を続けていた、
さーやさん、本当にお疲れ様でした。
いつも、ブログを拝見していました。
どうぞ、心やすらかな日々をお過ごしください。

周りの方からの感謝の言葉に救われますね。
お義父さまも、さぞかし感謝されている事でしょう。
Posted by mariko at 2007年08月11日 07:12
>MARIKOさん

コメントありがとうございます^^
49日までは、こまごまと色々あるのですが、とりあえず落ち着いた日々を送っています。
しかし、毎日暑すぎ!
暑さでぐったりですぅ…
Posted by さーやん at 2007年08月14日 15:37
お疲れ様でした。

気持ちだけお伝えしますのでお返事は無用です。
Posted by ps at 2007年08月21日 21:25
謹んでお悔やみを申し上げます。
実は私、仏教の僧侶なものですから、お盆の間は忙しくて、二ヶ月ぶりくらいにのぞいてみてびっくりいたしました。
「悔やむ」というと、人様に悔やんでもらうというより、自分が「ああすれば良かった。あんなことしなければ良かった。」と後から悔やまれるんですよね。
私も、精一杯やってたつもりでも今になって悔やむことがたくさんあります。でも、「精一杯やった」というのはその時点では事実だし、自分で自分を納得させています。
じい様も暖かいお世話を受けて安らかなお旅立ちだったと存じます。
さーやんさん、クリスチャンなんですね。四十九日ってされるのですか?区切りってなかなかつかないけれど、「ひと区切り」つくまで大変でしょう。どうぞお身体お大切に。
じい様のご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
Posted by なお at 2007年08月29日 20:30
>なおさん

暖かいコメントありがとうございました。

お坊様でいらしたんですか、それじゃあお盆の時期はお忙しい事と存じます。
猛暑の中を、近所のお寺の住職さんは、しっかり正装で自転車こいで走り回ってました。
大変だ〜〜〜

「お悔やみを申し上げます」という挨拶は、何気なく使っていたのですが、そうか・・・「悔やむ」なんですね。

さて、私はキリスト者ですが、じい様をはじめ、主人も主人の兄も浄土真宗です。
なので、七七忌もちゃんとやります。
波風立たせないために、私も形だけはちゃんと従います。
お焼香しながら、イエス様にお祈りしているのですけどね(笑)

なおさんも、猛暑の後の季節の変わり目、御身体ご自愛くださいませ。
Posted by さーやん at 2007年08月29日 20:48
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック